目次
「英雄都市」作品
監督 カン・ユンソン
脚本 リュ・キョンスン
原作 「柳の森」
脚色 カン・ユンソン
撮影 キム・テス
2019/韓国/118分
原題 롱 리브 더 킹
英題 Long Live the King
「英雄都市」出演者
チャン・セチュル キム・レウォン
カン・ソヒョン ウォン・ジナ
ジョ・ガンチュン チン・ソンギュ
チェ・マンス チェ・グィファ
ファン・ボユン チェ・ムソン
ソパル チュ・ジンモ
ハン・マンソプ イム・ヒョンジュン
ジョン・チョルミン ホン・ギジュン
「英雄都市」あらすじ
たった一発で
テーマパーク建設に反対する地元住民と建設業者側の押し問答の場面から始まる。
そこでマフィア相手に啖呵(たんか)を切る女性弁護士ソヒョン(ウォン・ジナ)。
男相手でも度胸は負けない。
そしてマフィアのボス、チャン・セチュル(キム・レウォン)が現れ、我々の方が筋を通していると強引に住民をやり込め、作業に取り掛かろうとする。
その巻き添えを喰らいソヒョンが倒され、セチュルが起こし上げるもソヒョンが見事な平手打ちをお見舞いする。
なんとその一発でセチュルがソヒョンに恋をしてしまう。
「そんな仕事は辞めて、真人間になったらあなたのことを認めてあげる」とソヒョンが諌(いさ)める。
堅気になろうと
元暴力団だったが、今は食堂を経営しながら地元住民たちのために、心血を注ぎ国会議員選挙にも出馬表明しているファン・ボユンに弟子入りし、毎日食堂を手伝うようになる。
ある日の朝、バスで食堂に向かうが交通事故に巻き込まれる。
大事故の最中、負傷者を助ける映像がTVに流され一躍、街の英雄になる。
3期目の当選を狙うチェ・マンス(チェ・グィファ)とマフィアのボス、ジョ・グァンジュン(チン・ソンギュ)が手を組みファン・ボユンを襲わせる。
重傷を負い入院することになったファン・ボユンら一同は改心したセチョルに街の未来を託し、出馬するよう願う・・
「英雄都市」感想
たった一発の平手打ちで相手の女性に惚れてしまうキム・レオンが非常にかわいい。
映画の序盤でこのシーンがあったが、もうちょっと中盤あたりでもよかったのではないかと思います。
もっと男臭い映画かと思っておりましたが、組織の人たちが皆さん、ゆる~い感じなので面白かったです。
国会議員の役をしていたチェ・グィファが表の顔と裏の顔をうま~く使って、わかりやすいキャラクターでした。
マフィアのボス、グァンジュンが光州から雇ったぷっちょの3人組を探すため、セチョルが要請した通称"ヒグマ"と呼ばれる男。
その男がなんとマ・ドンソクでありました。
「犯罪都市」⇒「英雄都市」への流れがキッチリできておりました。
「犯罪都市」を手掛けた監督カン・ユンソンがチームを率いて作ったので日本では「・・都市」になったのでしょうねぇ。
「英雄都市」日韓ポスター比較
こちらが韓国版
こちらが日本版
「韓国版」の方はみんなが笑顔で写っていて、何かを勝ち取ったかのような表現の仕方です。
「日本版」の方は、笑顔になっているのはキム・レオンだけ。
1つの組織としての結束みたいなものを感じます。
国民性の違いってこうゆうところに表れるんでしょうねぇ。