筋トレすると老化防止になるって、本当なのかなぁ?
こんな疑問にお答えします。
目次
筋トレは若返りの薬!
何歳だろうと筋トレすれば加齢に逆らって肉体は進化し心身ともに若返りますよ!
「筋トレ」は人が何かを始めるのに遅すぎるなんてことはない、ということを我々に教えてくれているんです。
「まだ間に合うか」とか「今さら始めるのもな」と本当はやりたいのに、年齢を言い訳にしていませんか?
2016年にアメリカで行われた研究では、60歳前後の男女に筋力トレーニングを行わせたところ、10週間で平均7~8%もの筋量の増加が確認されたそうです。
成長期を過ぎていても、還暦を迎えていてもトレーニングをすれば筋肉は増えるので、年齢を理由にあきらめる必要はまったくありません。
サルコペニアとは?
高齢化が進む日本において、加齢による疾患として社会問題になりつつあるのがサルコペニアです。
「サルコペニア」ってご存じですか?
サルコペニアとは「加齢に伴う筋量や筋力の減少」のことなんです。
サルコペニアが進んで活動レベルが低下すると、転倒して骨を折るというような事態が起きやすくなります。
高齢者の骨折は寝たきりにつながることが多く、それに伴って認知症が進行してしまうことだってあるんです。
「サルコペニアは筋肉が減ってしまう」現象なので、筋トレで筋量を増やし進行をおさえましょう!
筋トレをすると新陳代謝が促進され肌が若返り、体力も若かりし頃を超え、身体のシェイプや姿勢も改善されます。
筋トレをアンチエイジングと呼ばずしてなんと呼ぶのでしょうか?
アンチエイジングのための筋トレ
しか~し!ジムに通う時間もないし、経済的に余裕もない!
そんな方には、お家でできる筋トレがありますよ~。
筋トレメニューがいろいろある中で、たった1つだけお教えします。
カーフレイズ(かかと上げ)!
かかとを上げ下げするだけの筋トレです。
ちょっと地味ですが、ふくらはぎを鍛えられる数少ない種目の一つなので、とても重要です。
これは場所も取らずに、立っているところから一切動かないトレーニングです。
やり方は簡単で、足を肩幅くらいに開いて直立し、かかとを浮かせたり、下げたりするだけです。
これによってふくらはぎの筋肉を鍛えることができます。
こちらのYouTubeがわかりやすいと思います。(再生時間1:57)
回数は特に定めず限界まで行い、休憩をはさんで3セット程を行いましょう。
楽に30回以上できるのであれば、ダンベルを持ったり片足ずつやったりして負荷を重くしましょう。
カーフレイズの重要ポイントは2つ
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膝は伸ばした状態で行う
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かかとは上げられるところまで上げる
簡単にできるからといって、最初から飛ばしてしまうと疲れてしまい、続かなくなります。
どんなことでも続けることが重要です。
毎日、食事をしたり、歯を磨いたりするのと同じように、ライフスタイルルーティンとして「習慣化」してしまいましょう。
しかし、なぜ「ふくらはぎ」を鍛える必要があるのでしょうか?
ふくらはぎは第二の心臓
人間のカラダの血液は、心臓から押し出され、体内を循環しまた心臓に戻ってくる必要があります。
そして下半身の血液を戻すためには重力に逆らわなければいけません。
そこで、血液を心臓に押し上げるポンプの役割をするのが、「ふくらはぎ」なのです。
ふくらはぎの筋肉が、ポンプのように伸縮することで、カラダの下から上へと血液がめぐっていきます。
心臓だけでは補いきれない下半身の血流を促す働きがあるために、第二の心臓と呼ばれています。
ふくらはぎは大事な箇所でありながら、とても冷えやすいところでもあります。
そのためクーラーのきいた室内でひざ掛けをしていても、ふくらはぎは冷えたままであったりします。
冷えは筋肉が固まることにつながります。
筋肉が固まるとポンプの働きが弱くなり、血流が悪くなるのです。
ふくらはぎの筋肉を鍛えることで血流を促し、健康や美容に良い効果をもたらしてくれます。
疲労回復や老化防止、冷え性改善など。
つまりアンチエイジングのためにふくらはぎの筋トレは必須です!
日本抗加齢医学会ではアンチエイジング医学について「加齢という生物学的プロセスに介入を行い、加齢に伴う動脈硬化やガンのような加齢関連疾患の発症確率を下げ、健康長寿を目指す医学である」と定義しています。
思い立ったら即行動!
年齢なんてただの数字にすぎません!
人生で一番若いのは常に今なんです!
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