「カラオケはマスク着用すること」
「コンサートはコール禁止」
「居酒屋は滞在時間を最小化」
今後2年間は続ける必要がある。
もし日本政府から、このような「新しい日常」を続ける必要があると言われたら、どうされますか?
信じられませんよね?
ちょっと、受け入れがたいと思いませんか?
実はコレ、お隣の国「韓国」のお話なんです。
韓国政府は4月24日、徐々に社会的・経済的生活を再起動させていくためのソーシャルディスタンスに関する指針を発表しました。
専門家は2年ほど、こうした「新しい日常」を続ける必要があると見ています。
目次
ソーシャルディスタンス
「ソーシャルディスタンス」(Social Distance)とは、社会的距離。
心の距離ではなく、物理的な距離です。
海外では「ソーシャルディスタンディング」(Social Distancing)(社会的距離をおくこと)の方が使われているそうです。
「他人と2㍍以上の距離を開けましょう」と世界中で取り組みが始まっています。
本末転倒
マスクをしたままカラオケを歌ったことがありません。
カラオケ大好き人間の私としては、気持ちよく歌えないような気がします。
ストレス発散のために、カラオケする人も多いと思うんですけど、逆にストレスに感じませんかねぇ。
何のためにやっているのか、わからなくなります。
まさに本末転倒です!
親しい友人らと居酒屋に行って、席に案内され注文する際に「滞在時間1時間でお願いします!」なんて言われたら"絶句"ですよ。
大好きなアーティストのコンサートで、名前を叫べないなんて考えたくもありません。
これら以外にも、いろいろとありまして例えば、
・結婚式等の家族行事では、同じ方向にむかって座る、あるいはジグザグに座って食事>お寺みたい!
・宗教施設では、合唱、スローガン、身体接触を自制>お勤め、ゴスペルが消滅!?
・密閉された場所での多数の受講生を対象としたプログラム(ダンス等)を自制>ジムでダンスできない!?
・商店街での集客行為は自制>それって商売にならないですよね?
・野球場、サッカー場では、コール禁止、身体接触等の感染を誘発する応援を自制>無観客試合か!
生活の中でのソーシャル・ディスタンス重要分野 細部指針
(韓国 疾病管理本部中央防疫対策本部より)
原文はこちらです。
日本語訳は、こちらのHPを参考にさせて頂きました。
近くて遠い国といわれる韓国で、このような指針が発表されました。
思想や文化がよく似ている日本にも、少なからず影響を及ぼすと考えられます。
もし日本も同じようなことになるなら、「新しい日常」に対応するため、わたし達のスイッチを切り替える必要があります。
日本では「戦前・戦後」という言い方をよくしますが、同じように「コロナ前・コロナ後」って言うんじゃないでしょうか。
時代の過渡期ってこんなものかもしれませんねぇ。
さぁ、あなたは受け入れられますか?