【リーキーガット】とは何ですか?
【リーキーガット症候群】という病気は本当にあるのですか?
このような質問にお答えしたいと思います。
この記事ではリーキーガットとは何か?
リーキーガットの【症状】と【対策】について書いています。
この記事を読むと、
リーキーガットに対する知識が広がり、
理解が深まります。
そしてあなたが健康になることで、
あなたの周りにいる大切な人も、
健康にすることが可能になります。
目次
リーキーガットって何?
まずは、リーキーガットとは何か?
ということですが、
リーキー(leaky)は「漏れる」という意味で、
ガット(gut)は「腸」という意味です。
「腸管漏洩症候群」あるいは、
「腸管壁浸漏症候群」などと訳されます。
腸の粘膜に穴が空いてしまい、
一般的には「リーキーガット症候群」と呼ばれていいます。
カンタンに言うと「腸漏れ」ってことですね。
私たちのカラダに不必要な「有害物質」が漏れちゃっています。
消化されていない物質や細菌、ウイルスなどです。
リーキーガットのメカニズムはこうです。
腸の粘膜は栄養素を吸収するときに、
細胞と細胞の間にあるドアから栄養素を吸収します。
しかし、腸に病気があると、
そのドアが壊されてしまって、
無害なものも有害なものも完全にフリーパスになっちゃうんです。
「人間のカラダには免疫細胞があるから大丈夫」
と言われそうですけど、
腸内細菌バランスが崩れて免疫力も低下していると考えられます。
炎症などにより細胞が破壊され細菌やウイルスなどが侵入する。
そして血液に流され全身に運ばれる。
なぜ
リーキーガットになるのか?
リーキーガットは、
偏食と腸内環境の悪化が原因だと言われています。
実は、「食べたものでカラダがつくられる」って、
一般的に言われていますけど、
完全に「NO!」とおっしゃる方もいます。
カラダに良いものをいくら食べても、
カラダに取り込めない状態だと全く意味が無いそうなんです。
【食べるときの
ポイントは2つ!】
どんな心で食べるか?
そして2つ目はどんな腸内環境で食べるか?が大事だとか。
たとえば、めちゃくちゃ健康的な食事を、
”超大っきらいな人”とイラつくロケーションでイライラしながら食べるのと、
”めっちゃ大好きな人”とワクワクしながら「楽しいね!おいしいね!」って言いながら食べるマクドナルドでは、
どっちがカラダにいいかというと実は、
マクドナルドの方だと言われております。
これは食の専門家の方が言っておられるくらいなんです。
なので「心のあり方が大事なんだなぁ」と思うわけですが、
もうひとつ、いくら良いものを食べても体に取り込めない状態だったら全く意味がありません。
つまり、不自然なものを食べ過ぎることで、
現代人の腸は、
めちゃくちゃ傷ついているんです。
リーキーガットの主な症状
症状例
(ニキビ・アトピー・じんましん)
(花粉症・ぜんそく)
(下痢・便秘・口臭・口内炎)
(脳疾患・心疾患・がん)
(情緒不安・不眠・ADHD)
(自分の免疫が自分自身を攻撃)
普段からよく耳にするこれらの症状が、
リーキーガットによるものだなんて信じられますか?
あなたが深刻にとらえない吹き出物から、
社会問題化している精神病まで、
その症状は多岐にわたっています。
あなたは花粉症ですか?
毎年、春先になると花粉症で苦しんでいる方をたくさん見かけますよね。
あなたの顔に吹き出物は、よく出ますか?
アレルギーをお持ちの方はいらっしゃいますか?
実は、免疫細胞の7割が腸に存在しています。
なんと、
「アレルギーの9割は腸で治る!」という本まであるくらいです。
藤田紘一郎さんという方が書いておられます。
この方は、腸のことに特化して研究されており、
たくさんの本も出版されています。
あなたのカラダの異常は、
腸内環境の悪化による可能性もあるのです!
【腸は、超すごい!】
腸って何の器官か知ってますか?
腸から吸収された有害物質は、
血液に乗って全身へ運ばれ、
カラダ中の至るところで悪さをします。
【食べ物を
消化・吸収・排泄する】
いくら良い食べ物を食べても、
腸がしっかり吸収しないと機能しないので意味がない!
リーキーガットによって、
腸に傷がつくということは、
傷口から有害なものがカラダに入っていきますよね?
だから血液がおかしくなったり、
アレルギーが出たりするんですねぇ。
日本人の3大死因「がん」「心疾患」「脳疾患」これらの根本原因も「腸」だと言われています。
なぜかというと腸から消化・吸収されて、
血液ができて全身の細胞に栄養素が運ばれる。
これの新陳代謝異常が「がん」だと言われています。
「脳梗塞」や「心筋梗塞」は血液がドロドロになり破裂することにより起こるもの。
つまり血液の質が悪いからということになります。
ということは、
「腸内環境が悪いから起こっていること」とも言えるのではないでしょうか?
【幸せホルモンの9割が
腸でつくられている】
幸せホルモンと呼ばれるものは3つあります。
-
オキシトシン
-
セロトニン
-
ドーパミン
おそらくドーパミンという言葉ぐらいなら、
お聞きになったこともあるでしょう。
実は、幸せホルモンの中でも「セロトニン」と呼ばれるホルモンが、
不安やストレスと闘ってくれるホルモンなんです。
腸内環境が悪かったり、
便秘の人などはこの「セロトニン」が生成されづらいので、
不安を抱きやすかったりします。
現代人は、
うつ病がホントに多いですが、
実は、食事で治ると言われていたり、
太ってる人と痩せている人は腸内環境で変わるとも言われているんです。
肌が汚い人はたいてい、
腸内環境が乱れています。
あなたは大丈夫ですか?
その理由は、
腸で消化・吸収・排泄されるということは言いましたが、
カラダにとっていらないものは便として排泄されなければならないのに、
血液に乗って全身に運ばれて細胞から出ていくので、
やむを得ず肌から出さないといけなくなるのです。
ホントは便とか尿とか汗として体外に排出しなければいけないのに、
体の色んな所から出てしまうのは、腸内環境が悪いということになるでしょう。
腸って“超”大事なんですね!
(笑うとこです!)
ご存じの方も多いと思うのですが、
実は、海外には便移殖という手術があります。
他人の便を頂くのに200万円!かかるそうです。
どうしてそのようなものがあるかと言えば、
たとえば、痩せている人の便を、
太っている人に移殖すると痩せやすくなる。
幸せな人の便を、
うつ病の人に移殖すると、
うつ病が治っちゃうと言われているんです。
なんか想像したいような、
そうでもないような・・凄すぎる話ですよね!
ご興味のある方はどうぞ
リーキーガットの対策
結局のところ、
【リーキーガット】は腸にある万里の長城みたいなもので、
不審な侵入者を防いでくれてます。
しかし、壁が壊れていれば侵入者は、
いともカンタンに密入国できちゃいますよね。
なので、
【リーキーガット】の対策としては、
カラダに必要な栄養素だけを取り入れて、
有害なものは体内に入らないようにすればいいのです。
ということは、
何よりもまず腸内環境を良くすることが先決ですね!
【腸を整える
2つのポイント】
腸内細菌ってご存知ですか?
腸内細菌には3種類あります。
善玉菌・悪玉菌・日和見菌(ひよりみきん)の3種類があって、
日和見菌というのは善玉菌か悪玉菌の優勢な方に味方します。
どこかの政党のようですね!
(;^ω^)
なので、腸を整えるポイントは2つ。
①善玉菌を入れる(増やす)
→発酵菌
(納豆やヨーグルト、味噌など)
②善玉菌のエサを入れる
→水溶性食物繊維
(山芋、オクラ、めかぶ、もずく、わかめなど)
ヌルヌル・ネバネバ系
✔食物繊維には水溶性と不溶性があります
水溶性の食物繊維を食べるのには理由があります。
たとえばですが、
仮にあなたを【う◯こ】だとしましょう。
そして【う◯こ】になったあなたは、
広い公園の大きな滑り台を滑っています。
そのとき私が、
上から大量のローションを流したとしたら、
どうなるでしょう?
そうです!
きっと、
滑り台を「スルリッ!」と一発で滑りきっちゃいますよね。
なので水溶性の食物繊維をカラダに入れてあげることによって、
デトックス効果があるんです。
【う◯こ】にしてゴメンナサイ。
(>ω<)
私は腸内環境と幸福感が、
つながっていたなんて知りませんでした。
不安を抱えている方やイライラする方は、
たいてい腸内環境が乱れているんですねぇ。
まず下痢か便秘。
心を整えるなら、
まず腸を整えることの方が先決ですね。
メンタルが弱い人って、
「お腹がいた~い」って言ってるイメージないですか?
結局、心と腸はつながっているんですねぇ。
まとめ
✅【リーキーガット】とは「腸漏れ」のこと
✅偏食や生活習慣によって起こる
✅幸福感と腸内環境は繋がっている
✅腸内環境を改善することが先決
✅善玉菌を増やすべし
いかがでしたでしょうか?
今回は「リーキーガット」についてまとめてみました。
わからないことがあれば、
どうぞお気軽にお問い合わせください。
私も一緒に勉強させてもらいます。
コメントをお待ちしていますね!