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ほんまや梅司の健幸ブログ

健康 社会

【アニマルセラピーに興味津々】アニマルセラピーのもたらす効果とは?

2021年1月30日

最近、めっちゃ犬を飼いたくなっています。

 

なんでか、よくわからないのですが、

犬がすんごく気になるのです。

 

私はもともと、

あまり犬が好きではなくて、

敬遠していたほうです。

 

だって「犬」って小さいヤツでも、

大きいヤツでも吠えるし、

うるさいヤツっていう印象があるので、

人間同様「うるさいヤツ」は嫌いなんです。

 

実は先日、

神奈川県茅ヶ崎市に住んでいる、

元後輩のA君のところへ尋ねる機会がありました。

 

彼と彼の奥さんと私は、

以前に職場が一緒だった事があるのです。

 

私は山梨県の河口湖で開催されたセミナーに参加し、

その後、茅ヶ崎まで足を延ばしました。

 

およそ10年ぶりの再会だったんです。

その日の晩も、

こちらのお宅にお邪魔し、

一泊させてもらえることになりました。

 

本当はAirbnbで予約していたお宅に滞在を予定していたんですが、

ホストさんの方からキャンセルを告げられました。

 

ホストさんの御家族が検査をしたところ、

コロナの陽性反応が出たそうです!

 

私としては
「えーっ!(゚д゚)!」
って感じ。

 

そんなこと今ごろ言われても・・・

困る・・・(@_@;)

 

それもJR相模線の厚木駅から、

茅ヶ崎へ着く間の30分ぐらいの出来事です。

 

もう一度
「えーっ!(゚д゚)!」
って感じでしょ!?

 

こんなことホンマにあるんかいな?

と思いながら、

A君にそのことを伝えると

「うちに泊まってください、客間がありますから!」と快くご招待していただきました。

 

そのときに「犬、大丈夫ですかね?吠えるけど噛みませんよ。」と言っていましたが、

噛まないのなら問題無しと、

あまり気にしませんでした。

 

そして食事を終えて家に招待されると、

パグというブルドッグみたいな鼻ぺちゃの小型犬が,

4匹もお出迎えしてくれました。

私は初めてその家に入るので、

彼らは警戒したのだと思います。

 

とってもにぎやかに♬吠えていらっしゃいました。

 

私が自分の右手を、

犬の顔に近づけてやるとペロペロと舐めてくれたのです。

 

この動作って、

あとで知ったのですが「愛情表現」なんですってね。

 

そのときは全く知りませんでした。

 

彼らは私の右手を舐めると、

その後は、おとなしくなって、

吠えないようになりました。

 

彼らはそうやって、

何かを学んでいるのでしょう。

 

私はひょっとすると、

家庭犬を飼っている家に訪問するのは初めてだったかもしれないんです。

 

滞在させてもらっている間にたくさんの気づきがありました。

 

犬にはトイレのしつけが必要なこと、

このタイプ(パグ)は毛の生え変わりがあること、

寝るときは人間と同じようにイビキをかくことなど、

犬を飼ったことのない私からすると、

すべてが知らないことばかりで新鮮でした。

 

それに犬のことに加えて、

A君は車イス生活なので、

2階建ての一軒家にエレベーターがあったりして、

部屋の仕切りに段差やレールがなく、

車いす中心に設計されているのです。

 

はっきり言って、

私には軽~いカルチャーショックでした。

 

その後、

大阪へ戻り、

普段どおりの生活をしているのですが、

犬のことがすんごく気になるんです。

 

あらためて自分の気持ちに正直になると、

「小型犬を飼いたい!」って思っています。

 

それで、

犬のことを何も知らないのでアレコレとググってみると、

「アニマルセラピー」なる言葉に惹かれます。

 

かなり昔に、

老人ホームなどで犬を療養に活用しているというニュースを、

アタマの隅っこの方で思い出しました。

 

今回の記事は「アニマルセラピーの効果」について調べたことを書きました。

 

健康管理士目線で見ると、

少しは知っておくのも勉強になるのではないかと思います。

 

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アニマルセラピーとは何か

アニマルセラピーとは、

医療、福祉、教育の分野に動物を介在させることによって、

人間の健康増進や補完的な医療、

高齢者や障害者のノーマライゼーション

そのほか子供の心身の発達に、

大きな役割を担っていることが認知されています。

 

ノーマライゼーションとは、

障害者も健常者と同じような生活を営めるように支援するべきという考え方。

 

アニマルセラピーをカンタンに言うと、

病院や福祉施設、学校などに動物を連れていき、

対象者に「元気」や「癒やし」を与えることだと思います。

 

「アニマルセラピー」という言葉は日本で生まれた造語です。

 

しかし「セラピー(治療)」という言葉が誤解を招くとして、

専門家の方々は、

あまり使われないそうです。

 

いちおう3つの分野に分かれておりまして、

それぞれ目的別に名前がついています。

  • 動物介在療法-AAT
    (Animal-assisted Therapy)
  • 動物介在活動-AAA
    (Animal-assisted Activities)
  • 動物介在教育-AAE
    (Animal-assisted Education)

【動物介在療法(AAT)】

医師のもとで患者個人の治療を目的とするもの。

医師、看護師、ソーシャルワーカー、セラピストなどにより、

専門的業務の範囲で実施されて、

どのような効果があったのかが記録され評価されます。

 

【動物介在活動(AAA)】

医師が治療行為として参加しない。

対象者のQOL(生活の質)の向上をさせるために、

対象者の意欲を引き出し、教育的、

リクレーション的に便宜をもたらす機会を与えることを目的とします。

 

【動物介在教育(AAE)】

学校教育の質や学習意欲の向上を目的とし、

動物をツールとして活用します。

学習の目的や目標が設定されて専門家や教員によって実施され、

実施後に評価されます。

 

もちろんこれら全てにおいて、

一定の訓練を受け基準を満たしたハンドラーと動物が実施します。

アニマルセラピーの科学的証明は難しい

「アニマルセラピー」が人に効果をもたらす科学的根拠はどうなのかというと、

実は、科学的には証明が難しいようなんです。

 

「検証アニマルセラピー 林良博 著」の一部を抜粋しますと、

動物行動学者のイーアン・ロビンソン博士と著者との会話の中で、

アニマルセラピーについて触れています。

「動物との接触で得られるプラスの効果を証明するのは難しい。アニマルセラピーが科学者の間で注目されるようになってから、まだ日が浅いせいもあるが、もともとアニマルセラピーは科学が不得意な分野をあつかっている。~中略~たとえ『動物を撫でると、血圧や脈拍が安定する』というような、測定して数値化できるものを棒グラフに表してみても、アニマルセラピーの効果を完全に証明したことにはならない。」 

 

イーアン・ロビンソン博士もこのように仰っています。

 

この数値化っていうところが難しいのでしょうねぇ。

 

たとえば犬や猫と暮らしている人々に、

ペットを飼うことについてのメリットは何かと尋ねると、

「安心感が得られる」「生活が楽しい」

「淋しさをまぎらわしてくれる」「元気になる」などという返事が多いことでしょう。

 

しかし、

ここから読み取れる「幸福感」とか「喜び」を数字にするって難しいですよねぇ。

 

ただ、それでもたくさんの効果があることがわかっています。

 

「犬と家族の心理学 ードッグセラピー入門ー 若島孔文 編著」によると、

ドッグセラピーの効果として生理的効果、心理的効果、社会的効果があると書かれています。

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アニマルセラピーの効果実例

アニマルセラピーには人間に3つの効果を与えることが報告されています。

  • 生理的効果
  • 心理的効果
  • 社会的効果

以下に報告のあった調査、研究結果の紹介です。

 

【生理的効果】

生理的効果を表すものの一つに、

動物との触れ合いによって血圧が下がるという調査結果があります。

 

たとえば心筋梗塞を発作してから、

一年経った50歳代の患者100人に発作後の状況を電話調査しました。

 

すると、ペットを飼っている人の方が、

ペットを飼っていない人に比べて、

3倍近く延命率が高いことがわかったそうです。

 

また、健常者を対象にした調査では、

ペットを飼い始めた人の方が頭痛や腰痛、風邪などの症状が少なかったり、

これに関連して、

ペットを飼っている人とペットを飼っていない人で、

1年間に医者にかかった回数を比較したところ、

ペット、その中でも特に、

犬を飼っている人の方が医者の利用回数が少ないということが分かっています。

 

さらに動物がいること、

動物と触れ合うことによって血圧が下がるなど、

リラックス状態になるということも数多く報告されているのです。

 

【心理的効果】

心理的効果とは自己認識や情緒面の改善などを意味します。

 

犬だけでなく動物の存在自体が不安を減らし、

気力を増すことが数々の研究結果から示されています。

 

ペットを飼っていることや、

ペットに対する好感度と健康度との関係を調べた研究では、

ペットに関する変数が「気力」と強く相関していることがわかりました。

 

変数?相関?(?_?)

 

よくわかりませんが、

平易な言葉にすると、

ペットが直接、人間の健康に影響しているのではなく、

ペットの存在やペットを意識することが気力を高め、

そのことによって健康度の自己認識や機能レベルを改善させていると考えられています。

 

たとえば、144人の女性の高齢者に対して行った調査では、

人との接触が乏しい場合に限って、

ペットによる孤独感の低下がみられることが明らかになっているのです。

 

また、夫と死別した中年女性を対象として、

ペットの有無と健康状態の関連調査を行い、

ペットがいる方が死別後の抑うつが弱い可能性を示しています。

 

ペットの存在がストレス後の抑うつを防ぐ要因ともなること、

そして動物の存在自体にも、

人に安心感やリラックス感を与える効果があると言えるでしょう。

 

動物に注意が向くことで、

自分自身の問題などから注意がいったん逸れることになり、

それが結果として緊張や不安を緩和すると考えられます。

 

ペットがいるだけで、

計り知れない心理的効果を人間に及ぼしているんですね。

 

【社会的効果】

犬がいることで、

リラックス感などの心理的な効果が得られるとなると、

それによって人と人との間の”潤滑油”となることが考えられています。

 

たとえば犬を連れている人のほうが、

見知らぬ人から話しかけるケースが多く、

しかも立ち止まって、

よその人と話す会話の時間も長いという報告があります。

 

また、ショッピングセンターで車椅子に乗った子供が、

介助犬を連れている場合と、

介助犬を連れていない場合に、

まわりの人の反応を観察した調査を行いました。

 

その結果、

介助犬を連れていない場合は、

ほとんど誰も微笑みかけなかったのに対して、

介助犬を連れている場合は3~5人に1人が微笑みかけるなど、

笑顔や会話が増すことが分かったそうです。

 

また2枚の絵を用いた調査研究で、

同じポーズをとっている人間が描かれながらも、

片方の絵には動物の挿絵を入れ、

学生たちにその印象の違いを聞きました。

 

すると動物が入っていない絵よりも、

動物が入っている絵の方が、

登場している人間に対して「友好的」で「大胆」で「幸福」で「緊張が少ない」という印象を持つことが明らかとなったのです。

 

そのほかにも、

施設やセラピーのスタッフ同士や仲間との間の言語活性化作用や、

集団のまとまりや協力関係の構築・促進、施設やセラピーのスタッフへの、

協力の促進などがあげられています。

 

これらの結果から、

犬を連れているだけでも他者からの印象、

あるいは対応がポジティブなものとなっていることが考えられます。

 

以上の「生理的効果」「心理的効果」「社会的効果」の具体的な効果実例を紹介しましたが、

やはり数値化することは難しいでしょう。

 

それでも、

とにかくたくさんのデータを集めておくのが望ましいのだと思います。

 

豊富なデータは後々、

大きな財産となることでしょう。

離れていても、いつでも一緒。【Furboドッグカメラ】

アニマルセラピーの歴史を語る

日本ではアニマルセラピーに関する研究は、

残念ながらあまり進んでおらず、

欧米の手法をそっくりそのまま取り入れているだけのようです。

 

ヨーロッパでのアニマルセラピーの歴史はとても古く、

古代ローマ時代に負傷した兵士のリハビリのために、

乗馬が用いられていました。

 

その後、

麻痺を伴う神経障害に乗馬を用いた治療が有効だと報告されています。

 

施設内における最初の記録はイギリスのヨーク収容所。

 

このヨーク収容所は、

1792年に設立された精神障害者施設です。

 

ここでは、

患者にウサギや鶏などの動物の世話をさせて、

ある種の楽しみや自制心を身につけさせようとしたことが記録されています。

 

ウサギや鶏の飼育って、

あなたが通っていた小学校でもやっていませんでしたか?

 

いま思うと、

あれは動物介在教育(AAE)

だったんじゃないでしょうかねぇ?

 

ドイツでは1867年に、

てんかん患者の治療の一環として、

ペット動物を用いる試みがされています。

 

この施設では現在でも、

ペット動物や乗馬の治療プログラムなどを行っています。

 

アメリカでは1942年、

ニューヨークにある陸軍航空隊療養センターに最初の記録があります。

 

第二次世界大戦で負傷した患者に、

農場での家畜の世話をさせたり、

近くの公園で積極的に動物と接したりすることが促されていたようです。

 

動物たちを用いることは、

気分転換や知的な刺激として回復促進のために奨励されていました。

 

こんな古くから、

動物があたえてくれる何らかの効果については、

認知されていたようですね。

 

もちろんこの時代に「セラピー」なんて言葉は、

使っていなかったんじゃないかと思うわけです。

 

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まとめ

✅アニマルセラピーを科学的に証明するのは難しい

✅動物が人間に生理的、心理的、社会的効果があることは認知されている

✅アニマルセラピーのヨーロッパでの歴史は古いが、日本は後進国である

✅医療現場、福祉現場、教育現場での棲み分けが必要である

 

いかがでしたでしょうか?

 

ペットを飼っている人と飼っていない人では、

延命率に差が出るなんて、

健康寿命を伸ばす意味でも、

すんごくメリットがあると思うんです。

 

健康管理士一般指導員の立場から見ると、

健康寿命が長くなり、

孤独感をまぎらわし、

抑うつも防いでくれる、

こんなに有効な健康サプリメントは無いんじゃないでしょうか?

 

ひょんなことから

「犬」に興味津々になってしまった私ですが、

まずは引っ越しから考えないといけないので、

どうなりますやら・・

 

あなたはペットを飼っていますか?

 

私は犬を飼うつもりなのですが、

なにかいい本があれば参考にしたいので教えて下さい。

 

コメントをお待ちしております。

(^人^)

参考文献


  • この記事を書いた人

ほんまや梅司

「感謝」と「貢献」😜健幸活動家! webフリーライター/健康管理士一般指導員/アドラー流メンタルトレーナー💖筋トレ大好き筋肉増量中!読書/映画/食べ歩き/K-pop(特にApink)/夏は昆虫採集/冬はスノボ/踊るなら河内音頭かZUMBA 💚 1967年9月18日生まれ。大阪市在住。乙女座のAB型。

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