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ハイパーアクティビティーの子供が多いのは食事から摂る合成添加物に原因がある

2022年6月9日

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食事が悪いとだれでも問題児になる

 

1986年に、広島県福山市立女子短大の鈴木雅子教授から「子供の心の健康と食事の関連」について注目すべき報告がなされています。

 

広島県内の中学生、約1000人からアンケートをとって、食事と子供たちの心理状態、行動パターンの関連を調査したものです。

 

子供たちは、集められた食習慣データの分析によって、一番良い食事をしているグループから、一番悪い食事をしているグループまで、5つのグループに振り分けられました。

 

そのグループごとに「イライラする」とか、「学校に行くのが嫌」などの回答率をまとめたところ、不健康な心を反映する回答は、食事の内容の悪いグループほど高まると言うはっきりした相関が認められました。

しつこいいじめなどで問題を起こしている学生の食事はさらに詳しく調べられ、次のような傾向が共通していたと指摘されています。

◎食事がスナック化していて、主食と感触の区別がつかない。

◎時間に関係なく、食べたい時に食べたいだけ食べる。

◎朝食はほとんど食べない。

◎夕食前に間食を食べ過ぎるので、夕食時には食欲がない。

◎偏食が激しい。

◎好きなのは、肉類、インスタント食品、甘いもの。

◎嫌いなのは、野菜、魚類、海藻。

◎料理の仕方では、揚げ物、炒め物が好きで、煮物が嫌い。

◎1度も食べたことのないものには手をつけない。

◎ハンバーグ、ミートボールなど、食べ慣れたいくつかの料理しか食べられない。

◎家族が同じ時間に集まって、話しながら食べるという習慣が全くない。

 

こうした劣悪な食生活によって作られた心や体の不安定な状態が、学生生活での締め付けや、競争によって増幅され、いじめや非行、登校拒否などを引き起こすというのが鈴木教授の分析で、真っ先に食事の問題を解決しなければ、教育やしつけも効果がないと言う結論です。

先ほど紹介した食事の傾向は、問題児に極端に強く見られるものの、他の子供も、内容でした。今の子供の9割以上が成長しているはずで、誰でもいじめっ子になる可能性があると鈴木教授は指摘しています。

 

食品添加物が、勉強嫌いの乱暴者を作る

「子供が手をつけられないほど暴れたり、勉強についていけなかったりするのは、食事から摂る合成添加物に原因がある」

 

この革命的な学説は、1973年サンフランシスコの免疫学者、故ベンジャミン・ファインゴールド博士によって発表されました。

 

それ以降、異常な行動パターンと食事の関連は、欧米では一気に関心が高まったのです。

 

ここで言う行動パターンには、次に挙げるような様々なバリエーションがありますが、ひとまとめにして、「ハイパーアクティビティー」と呼ばれています。

 

◎落ち着かずいつでも体を動かしている。

◎歩けば良い所でも走る。

◎いつも貧乏ゆすりをする。

◎人やものにやたらと触りたがる。

◎衝動的に行動するので次に何をするか予想ができない。

◎気が短い。

◎わけもなく慌てる。

◎忍耐という言葉と全く縁がない。

◎家庭でも学校でも乱暴者で通っている。

◎授業の進行を妨害する。

◎人が遊んでいるのを邪魔する。

◎友達ができない。

◎何かに集中できない。

◎勉強ができない。

◎知能指数は悪くないのに成績は低い。

◎幼児の頃、リズミカルに頭を枕に叩きつける癖があった。

◎なかなか床につかないし眠れない。

◎よく夜中に目を覚ます。

◎睡眠不足。

◎歩くとつまずいたり、ものにぶつかることが多い。

◎手先が不器用。

こうした子供は日本では問題児として扱われるだけですが、欧米ではハイパーアクティビティーと言う一種の病気だと考えられているわけです。

 

この治療となると、かつては中枢神経興奮剤などの薬品を使うしかなく、それで一応は気持ちが落ち着くのですが、学校の成績までもが上がったケースはなかったようです。

子供の不調の原因を元から断って、元気にしたというのではなく、表面的に症状を繕うだけの治療だったのです。

 

頭痛、吐き気、鬱などの副作用が出るのも問題でした。

 

それだけに、ファインゴールドのレポートは衆目を集めました。

 

合成着色料、香料、保存料(BHA、BHT)を使ったすべての加工食品とサリチル酸を含んだ食品(果物などに多い)を食べない食事プログラムで、ハイパーアクティビティーの子供たちの多くが、正常な性格に生まれ変わったと言うのです。

 

劇的な改善が見られたのは約5割ですが、衝動的な行動が治まっただけでなく、ぐっすり眠れるようになり学校の成績も向上したと報告されています。

ファインゴールドの食事プログラムが実際に効果があった事はハイパーアクティビティーの子供を持った親たちからの熱烈な指示からも証明されています。

 

患者の両親らが中心になって設立された「ファインゴールド協会」は、ファインゴールドがなくなった今でも、全米に多くの支部を持ち、彼の食事プログラムを広めています。

 

ただしその内容はその後、より効果的、現実的に修正が加えられました。

 

栄養学に造詣の深い小児科医であり、何冊もベストセラーを著しているレンドン・スミス医博はファインゴールド色を下敷きにした「スミス食」を発表しています。

 

その内容は合成添加物を使った加工食品はすべて除く、砂糖と精製した白い小麦粉で作った食品も極力除くと言うもの。

 

しかし果物などの天然にサリチル酸を含んでいる食品は制限されていません。

 

こちらの方が容易に実行できるし効果もあるでしょう。

  • この記事を書いた人

ほんまや梅司

「感謝」と「貢献」/Natural/ヒトとイヌの健康管理士/アドラー流メントレ💖筋トレ大好き筋肉増量中!読書/映画/食べ歩き/K-pop(特にApink)/夏は昆虫採集/冬はスノボ/踊るなら河内音頭かZUMBA 💚 1967年9月18日生まれ。大阪市在住。乙女座のAB型。

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