シネマート心斎橋まで『スピードスクワッド』観に行って来ました。
『スピードスクワッド』
コン・ヒョジン、リュ・ジュンヨル
チョ・ジョンソク、ヨム・ジョンア
チョン・ヘジン、イ・ソンミン
キム・キボム
監督:ハン・ジュニ
2019年製作/133分/G/韓国
原題:뺑반
英題:Hit-and-Run Squad
配給:アルバトロス・フィルム
あらすじ・・
元F1レーサーのチョン・ジェチョル (チョ・ジョンソク) が会長を務める巨大企業「JCモーターズ」
本庁内部調査課のシヨン (コン・ヒョジン) はジェチョルと警察庁長官の収賄事件 (しゅうわいじけん) を捜査していたが、上からの圧力により交通課ひき逃げ専門捜査班へ異動になる。
チームメンバーはシヨンと妊婦のウ係長、頼りない巡査のミンジェの3人だけ。
しかし、ミンジェの事件に関する洞察力 (どうさつりょく) だけは認めざるを得ないものがあった。
そして、3カ月前に起きた未解決ひき逃げ事件の容疑者がジェチョルだと知る。
シヨンは許可も取らずに捜査を進めるが、一方でミンジェも単独で事件を追っていた…
この映画は元F1レーサーがひき逃げ犯人役ということで、もちろん冒頭から最後までカーアクションシーンが凄くて見ごたえがあります。
それ以外にも、映画を観るまでは主演はコン・ヒョジンだと思っていたのですが、ミンジェ (リュ・ジュンヨル) のほうがクローズアップされ、こちらの方が主役かも?です。
このミンジェ、過去には暴走族をやっていて麻薬を売りさばいたり、多数の犯罪を犯し少年院に入るも、出所後は改心し自分を逮捕した警察官と養子縁組で親子関係となります。
こうゆう過去の素性 (すじょう) を見せられると、私はどうしてもこのミンジェに感情移入してしまうのですよ。
このミンジェの父親がジェチョルが起こした事故により亡くなるのですが、それを目 (ま) の当たりにしたミンジェが怒りをジェチョルにぶつけるシーンは凄く迫力があります。
ミンジェ役のリュ・ジュンヨルですが、とてもいいお芝居をされます。「タクシー運転手 ~約束は海を越えて~」にも出演されてましたが、この時もいい役をされていました。
これからもっともっと活躍されることと思います。
韓国映画やドラマではお馴染みの、財閥と政財界や警察との癒着 (ゆちゃく) は当然の事としてバックボーンにあるのですが、ちゃ~んと人情に訴えかけるシーンもあって、オッサンの心でも”ギュッ”💘と掴まれちゃうのですよ。
韓国映画のこうゆうところが私は大好きなんです。
シネマート心斎橋
http://www.cinemart.co.jp/theater/shinsaibashi/index.html